★一家農園の栽培について簡単に説明すると・・・

一家農園は、自然栽培でワイン用の葡萄を主に育てている果樹園です。

自然栽培を説明する際に、「農薬や肥料を使わない」と表現しがちですが、やらないことを伝えても、どんな栽培なのか漠然としか分からないと思います。なので今回は、もわかりやすく単純化してご紹介したいと思います。

1、畑の中に、微生物・植物・虫・小動物の多様性ができるように手をかけます。

例えば、
・雑草の草刈りをなるべくしない。草刈りする必要がある場合は、一定の草丈が残るように刈り込む。
・草が複数育つように、背丈が高いものや旺盛な草を刈る。
・土を踏み固めないため、あまり畑に入らない。
・アシナガバチの巣を確保して、巣箱に配置する。

2、雨や朝露が乾きやすいように風の通り道、日当たり、土壌の水はけを良くします。

例えば、
・東西に風が抜けるように樹木や施設の配置を変える。
・枝の配置を適切に剪定する。
・畑に溝を掘る、ガス抜きの穴を掘る。
・旺盛な葉を抜き取る。

3、実がたくさん収穫できることよりも、樹勢が若干強くなるように育てる。

例えば、
・剪定時に、実がなる枝と、成長を促す枝の割合を変える。
・枝の成長を司る位置の実を落とす。

4、自然を観察し、自然を模倣する。

例えば、
・風に揺らぐ草の分布を真似する。
・雑木林の下草にあたる陽の光を参考に、果樹の枝や葉をコントロールする。

いかがでしょうか?
やり方、やることは無数にあるので、畑の状況や理想の状況をイメージしてやることを決めています。
とてもアバウトな作業なので、誰でもできるようにマニュアル化することに価値があるとは思えません。
マニュアルに頼る作業は、必ず間違いやズレを発生させるので、あまりお勧めしません。

無数にやり方がある中で、アイデアや自然からヒントもらってきて、あらゆる手段で手を変えることに楽しみを感じることが一番いいと思います。

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