八割を続けられれば、プロと言えるかな?

昔話になりますが、私(伊藤)は、高校時代、甲子園大会に照準を絞って、てっぺんを目指す野球をしていました。
その大会に向けて100%を出し切れるように練習するという毎日でした。

結果としては、高校の夏はあっけなく終わりましたが(^^)


私がいけなかったプロの世界は、一つの大会に全てをかけるアマチュアと違って、一年間130試合で一番多く勝って優勝を決めます。

どの世界でも、プロとアマチュアの違いは、継続的に高いレベルで力を発揮し、一定水準以上の高い質の結果を残すことが求められることです。
その時に学んだのが『八割の美徳』という考え。

先に補足すると、八割の品質を目指すということではありません。
こだわりすぎや自己満足に浸らず、8割以上の結果を継続的に残すことを最優先にするという考えです。
8割を下回るような仕事をしないのはもちろんのこと、9割以上を目指したばかりに次をおそろかにするようなことはせず、8割以上を常にキープすることを最低基準とします。

8割の出来を9割まで引き上げるには、倍以上の時間や手間、作業量だけでなく、経験や知識の蓄積が必要だと容易に想像できます。また、それに固執しすぎると、前後の作業や品質に影響が出ることもあるので、継続して8割以上を目指すことが生産性が高く、そして継続性があるかを知りました。

葡萄作りやワイン作りで、毎年毎年、高い品質の商品を作ることは大切ですが、技術や経験などが蓄積されれば、理想が高まるのが常。なので、理想が高まるのと同様に8割の到達ラインも高めていき、常にそれをクリアするということがプロの作り手というものだと考えます。

毎年8割かもしれないけど、その8割は毎年高く大きくなった八割なのです。

実は、最近大切なことを学びました。
それは、「農業技術とは、天候が悪くても収量を確保する技術である』ということ。
そう、まさに八割の美徳。
詳細は、またの機会に。

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